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1998 06 30-TUE
Modified 21:00 |
見る人にやさしいポスタームービーを使おう |
→PosterMovie Sample
(PowerBookの開くムービー)
→Creating and embedding PosterMovies
(Apple QT Workshop)
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- ポスタームービーはHTML書類にそのままムービーファイルを貼り込むと,アクセスしたときにいきなりデカいムービーファイルをダウンロードしてしまうのを防いでくれます。普通にGIFやJPEGを埋め込んであるのと同じように1枚の画像だけが表示され,その画像をクリックするとムービーのダウンロードが始まり,その画像が貼り込んである位置で再生してくれるのがポスタームービーです。この機能はQuickTime
Plug-in2.0が必要です。
ポスタームービーを作るにいくつかの方法がありますが一番簡単な方法は,まず最終的に見せたいムービーを開きその中で1枚だけ最初に見せたいムービーのフレームに移動し,そのフレームをコピーします。次に新しいムービーを作成し,コピーしたフレームをそこにペーストします。これで1フレームだけのムービーが出来上がります。サウンドトラックが入っていると一緒にコピーされるので,いらないサウンドトラックはトラックの削除で捨ててしまいます。次にこのムービーをExportします。1フレームなので,圧縮形式をJPEGなどにすると良いです。
画像をはめ込むリンクのところに下のように入れます。
<EMBED SRC="pbposter.mov" CONTROLLER="false" BGCOLOR="#FFFFFF"
WIDTH="241" HEIGHT="240" HREF="pbg3_open.mov" TARGET="myself">
SRCでポスタームービーを指定し,HREFでクリックした時のターゲットムービーを指定します。TARGET="myself"がポスタームービーの画像自体にムービーを置き換える記述です。またWIDTHとHEIGHTが,クリックした時に表示されるムービーの大きさになります。
サンプルで作成したページを見て貰えばわかりますが,サンプル2のほうは,ポスタームービーにガイドのメッセージを入れてあります。こうしておけばアクセスする人にやさしいムービーが出来ます。今後このサイトでもムービーを直接開かないで,ポスタームービーを表示させてからクリックしてロードする形にしようと思います。
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Radius Windows版のMotoDVを発売 |
→MotoDV on Win95/98
(Business Wire)
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- 4月から,RadiusはMac版のIEEE1394のPCIカードとPhotoDVを改変してWindows版を売り出してましたが,とうとうMotoDVまで出してきました。キャプチャーされたデータはMac版と同様にQuickTimeフォーマットで保存されるようです。うーんMacintoshのアドバンテージがまたひとつ失われつつある。でもPhotoDVもそうですが,NT用とはどこにも書いてない,NTでは動かないのかな?
日本でも98年時点での「マルチメディアパソコンたち」(毎年変わる)バンドルさせる可能性もありますね。昨日発表されたVAIOのFireWire付きモデルで,MotoDVがそのまま動作するかはわかりませんが今後Radiusが対応版を出すとしたら怖いなぁ。もっともDVストリームの動画をVAIOの現状2.1Gぐらいじゃ扱い切れませんが,秋には4Gへのアップグレードもあるみたいですね。実際のところ現在のパソコン(特にノート)で扱うデータとしてDVのフレームレートはまだ高すぎると思います。
はやいとこPowerBookG3にカードをさしてFireWireを直結できるものが欲しいです。
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1998 06 29-MON
Modified 17:30 |
流氷通信に新しい項目追加 |
→流氷通信
(Apple QuickTime)
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- 先日日本語訳が掲載された流氷通信に,USのほうで新しく追加されていた3つのレターが和訳追加されました。このレターは通常デベロッパー向けなのでQuickTime関連のプログラミングをしている人でないと理解できない内容ではありますが,いくつかウェブクリエイターにも知ってて役に立つ内容もあります。今回新しく追加になった「マルチプラットフォーム対応ムービーの作成法」などは読んでおいたほうがいいと思います。
そうそう,あのペンギンの名前は”KickTam”というそうです。
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1998 06 28-SUN
Modified 23:00 |
Sorenson Video Developerがダウンロードで購入可能に |
→Sorenson Video
(Apple QuickTime)
→MovieCleanerPro3.0
(Terran Interactive)
→Sorenson Vision
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- 先月からSorenson Video Developer版がAppleStoreで購入可能になりましたが,QuickTimeページから直接クレジットの申込みを行い,ダウンロードしてキーコードを外すといったQuickTime
Proと同じような仕組みで購入することができるようになりました。
AppleStoreでは日本からの購入ができなかったので,購入後ダウンロードできるようになったのは,買ってスグに試したい人向けといったところでしょう。しかしAppleStoreで買うCDとマニュアル付きの価格$499と同じで割引がないのはちょっと意味ないですね〜。
本当にSorenson Video Developer版が欲しい人は,Terranから発売されているMediaCleanerPro3.0(QuickTime3.0
Pro付き)+Sorenson Video Developerを買った方がかなりお得です。どっちにしろMoviePlayerだけではSorensonの能力は引き出せないのです。またどうしても日本語版が欲しい人はアイ・ツゥさんから7月〜8月に発売される予定であろう,MediaCleanerPro3.0Jを待ちましょう。(Terranと同様にSorenson,
QDesignのバンドル,そしてQT3 Proのバンドルもあるかもしれません)
ちなみにMovieCleanerPro3.0ベータは最終段階に入り7月初旬には製品版が出荷される予定です。
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1998 06 27-SAT
Modified 1:30 |
アスキードットPC:アップル卒業生がひっぱりだこ |
→Ascii DotPC
※Webに今回の関連記事はありません |
- QuickTime関連ではないのですが,面白い記事があったので....
4月にアスキーから創刊されたビジネス雑誌,ドットPCの最新8月号でビジネスレポート,「アップル卒のビジネス・ウーマンがパソコン不況を救う!!」としてアップルで働いた経験のある人が他企業へ転職することで業界の活性化へつながっているというレポートを白黒ページですが6ページを割いて紹介しています。
アップルに就職した人たちは他企業と違い,最初から責任にある仕事をまかせられサイクルの早い組織再編があるため,より柔軟性があり能力本意であるため他企業が求める人材に適合しているのだそうだ。ここらへんはApple本社の社風がそのまま日本でも活かされているのでしょう。コンパックなど外資系コンピュータ会社にも男女を問わずアップルに所属していた人が多く存在しています。
また,それぞれコンパックやクラリス(ファイルメーカー)に転職した人がインタビューを受けたいて一同に言っているのが,アップルのブランドイメージがあるのとないのでは仕事のやりやすさが違うというところ。確かにブランドイメージでは絶大な力を持っているメーカー。他にもアップルに所属した人が他会社の社長に就任するケースや新しい会社を起こすタイプが多いそうです。ソノランブルーの田中太郎さんも元はアップルのデベロッパーサポートだったり,前社長の志賀氏や武内氏なども他企業の社長におさまっています。古くはRealNetworksのジェームズ比嘉氏もアップルからネクストを経てます。
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Windows用のQuickTime2.12が再登録 |
→QuickTime 2.12
for Windows3.1 |
- 変更になった新しいQuickTimeのSDA(ソフトウェア配給契約書)によりWindows版のQuickTime2.12の配布が可能になったことから,AppleのQuickTimeダウンロードページにWindows向けQuickTime2.12が再登録されました。QuickTime3.0リリース時に一時削除されダウンロードできなくなっていましたが,ライセンス変更とWindows3.1ではQuickTime2.12しか動かないので復活したようです。
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1998 06 26-FRI
Modified 11:00 |
QT3の機能を活かしたスライドショウ,QT Gallery |
→QT Gallery
(Lakewood Software) |
- トロントのベンダーLikewood SoftwareがリリースしたQT GalleryはQuickTime3.0で豊富に用意された各種グラフィックフォーマットとフィルタ,そしてトランジットの機能を十二分に使った画像ブラウジング・スライドショウソフト。今までこういった画像ブラウジングのソフトは,そのアプリケーションのパワーで読込できる画像フォーマットの種類やスライドショウの効果を処理してきた。しかしQT
Galleryはただ,画像を読み込んで画像をフリップさせるだけでその機能を実現してしまっている。まるでパンの間にQuickTime3.0のジャムを塗るが如く。そのおかげでパンの代金は今なら$29.95(通常は$49.95)といった低価格なものになっている。これでQuickTime
Proが付いてたら言うことないのにね。
例えばフィルタとしてRGBバランスや,HSLバランス,Tint,ぼかし,シャープネスなど画像補正をかけたり,エンボス,ソラリゼーションなど画像エフェクトをかけることもできます。ちょっと残念なのはファイルをExportする機能の画像フォーマットがPICTしかないこと。画像変換ソフトとして使うには向いてないのでGraphic
Converterを使ったほうがいいでしょう。
機能が制限されたデモ版があるので興味のある方は試してみて下さい。
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1998 06 25-THU
Modified 23:00 |
映画スプリガン |
→SPRIGGAN
→TBS Image Sport |
- 久しぶりに大友克洋氏が総監修の映画SPRIGGAN(9月5日ロードショー)のページがオープンし,予告編のムービーがAVI,
QuickTime(Sorenson圧縮の割にデカい),RealVideoで見ることができるようになっています。
ちなみに去年TBSで使われたイメージスポットはTBSのサイトでムービーがダウンロードできます。
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1998 06 23-TUE
Modified 13:30 |
HyperCard Heavenの伝えるHyperCard3.0 |
→HyperCard3.0
(QuickTime Heaven) |
- HyperCard3.0は1996年のWWDCで発表されQTMLのメディアプラットフォームとして提示されました。しかしQuickTime3.0発表時にリリースされると見込まれていたHC3.0は見送られHC2.4がリリースされただけでした。
HyperCard HeavenにAppleのHyperCardチームにリーダー、Kevin Calhounからのコメントが寄せられています。そのレポートによると、まずHyperCard3.0の出荷が遅れていることは(当初は97年春ごろにリリースされるとみられていた)HyperCard自体の開発の遅れからではなく、QuickTime
Interactiveの仕様変更によるらしい。またHyperCard3.0の出荷時期はQuickTime
Interactiveがリリースされる時だとのこと。それはReal Streamingが含まれる秋のリリース(QuickTime3.1)ではなく,次のQuickTime3.5?か4.0?になるようです。
HyperCard3.0のベネフィットとして下記の項目を上げています。
1)フルカラーサポート
2)マルチプラットフォームでのQTMLの再生
3)QuickTimeAPIによる拡張性が可能
4)テキスト・ビデオ・サウンド・ビデオ・VR・3D・MPEGといったQTMLの各種タイプを扱うことができる。
5) 他QuickTimeツールとのスムースなコンビネーション
HyperCard3.0での保存形式もQuickTimeベースに代わり(たぶんトラックとスプライト,コントーラで構成される)今までのHyperCard
ver1/ver2のスタックをコンバートする形になるそうです。HyperTalkも拡張され,AppleScript,
UserTalk, Javaも扱えるようになり,XCMD/XFCNもMacintosh上でのみサポートされるとの事。
今年でちょうどHyperCardが発表されてから10年だそうです。現在のマルチメディアツールの基盤となり各種インターフェイスの元となったHyperCardには是非新しい統合ツールとしての復活を期待したいですね。なんせQuickTime3.0という強力Player環境があるのですから。
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はじめてのVR 今度は開くPowerBook VR |
[Movie Data]
→PowerBookG3
フタ開きVRムービー
(137K)
表示されない場合はムービーを別ウインドウで開いた後にリロードボタンを押して下さい。 |
- さてVRムービーを作ってるうちに思いついて早く作りた〜いと思ってたVRムービーを作ってみました。どういうムービーかというとVRムービー上でドラッグすることでPowerBookのフタの開け閉めを行うものです。PowerBook
Armyのところで広告でPowerBookが開くGIFアニメの広告がありますよね。アレですアレ。(もう誰かやってるかもしれないけど作るのが楽しいからいーのです。)
今度の撮影は簡単でした。ビデオカメラを設置して,PowerBookのフタをだんだん閉めていくのを撮影していくだけでした。今回は22枚のアニメーションになったので,一度22枚のPICT画像にしてからPhotoshopで加工し,MoviePlayerでまたムービー形式に戻してやります。これをMake
QTVR Objectで読みこんで,回転方向を縦に設定すると出来上がります。左右ではなくて,上下にドラッグして下さい。アイデア次第で簡単に色々なムービーができますね。
掲載したPowerBook G3 Seriesのムービーは編集しなければ自由に配布可能です。
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1998 06 22-MON
Modified 12:00 |
はじめてのVR追加 |
[Movie Data]
→PowerBookG3
VRムービーLサイズ
(680K)
→PowerBookG3
VRムービーSサイズ
(272K)
表示されない場合はムービーを別ウインドウで開いた後にリロードボタンを押して下さい。 |
- 電気うさぎ工房のNiinoさんから教えてもらったVRムービー製作ツールで,デモ版のクレジットがないVRムービーにしました。
一度36枚のPICT画像にして背景を白く切り抜いたファイルを,MoviePlayerでOpen
Image Sequenceで開くと36コマのムービーに変わります。これをMake
QTVR Objectでムービーを開いて保存すればできます。ムービーのサイズも小さくなりました。このツールは日本語のQuickTime
VRのページからダウンロードできるそうです。
今度は全方向から見るVRムービーが作りたいなぁ...でも大がかりな設備が必要なのでチープに出来る方法あったらVR初心者の私に教えて下さいね。
掲載したPowerBook G3 Seriesのムービーは編集しなければ自由に配布可能です。
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1998 06 21-SUN
Modified 23:00 |
はじめてのVR−ついに完成PowerBookG3 VRムービー |
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- 前回は再度撮影しようと思ったところで終わりましたが,結局面倒くさがりの私は一度撮影したものがムダになるのがイヤで36枚に分割したPICT画像をPhotoshopでがんばって切り抜きしました。36枚連続切り抜きは,さすがに手が痛くなりました...やはり撮影時に切り抜きやすいように背景を工夫しないとPhotoshopなどで力技が必要になりますね。
さて背景を白く切り抜いた36枚の画像をRoundabout LogicのWidgeziterを使って取り込みます。ボタン1つで36枚の画像を連続して取り込んでCompositボタンを押せば簡単にVRムービーが出来上がってしまいます。あとはQuickTime
VR形式でExportするだけで出来上がりますが,デモ版なので下にRoundabout
Logicのアドレスが入ってしまっています。やはりビデオで撮った映像はあまり大きくすると綺麗ではないですね。2番目の小さくしたVRムービーぐらいであればなんとか大丈夫です。VRムービーもうまく撮影すれば結構簡単にできることがわかりました。色々作ってるうちに新しいアイデアもでてきたので,また違うムービーを作ってみようと思います。
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