1998 07 18-SAT
Modified 19:00
SIGGRAPH98はじまる
Electric Nomad

日経CG

Sillicon Graphics

SIGGRAPH98メインサイト
  • 今年でSIGGRAPHも25年だそうです。長いですねぇ,フロリダ・オーランドで行われています。Electric Nomadでは毎年現地からのレビューを掲載していますが,今年も現地から楽しいレポートを送っていますのでチェックしましょう。

    日経CGでも19日から速報を掲載する予定です。関連サイトをいくつかピックアップしました。
1998 07 17-FRI
Modified 3:00
マルチメディア・インターネット辞典
マルチメディア辞典

CG-ARTS協会

JITEN.COM
  • 最近わからない単語や知らない言葉があった場合はよくここで調べています。専門用語が詰まった辞典は書籍では古くなってしまいますが,インターネット上であれば,そこからまたリンクを張れるため即座に情報を取り出せる利点を活かせますし,最新の情報が得られます。現在6月21日版にアップデートされています。検索ができないのがちょっと残念ですね,これで検索できればもう言うことないぐらいスゴイ。奥付を見てもらえばわかりますが,多数の執筆者・協力者のもとで出来上がっています。

    このマルチメディア辞典は,CG-Arts協会(財団法人画像情報教育振興協会)の中のデジタルクリーターズ連絡協議会が提供・運営しており,CG-Arts協会は日本における画像情報教育の普及振興を目的に設立されています(アップルジャパンも正会員になっています)CG-Arts協会はCG検定,画像処理検定,マルチメディア検定といった検定試験のほうが有名かもしれません。

    とにかく膨大な数のキーワードが蓄積されています。QuickTime関連のキーワードもQTC,QT for Java, QT MPG, QTTV, QTVRかなり充実してます。マルチメディア関係でわからない単語があったら,まずここに行ってみましょう。また同ページからリンクでとどれるJITEN.COMに行くと他の辞書サイトへのリンクが(これもまた膨大なリンク)ありますのでここでチェックしましょう。


1998 07 15-WED
Modified 21:00
QuickTime編集可能なGoLive CyberStudio3.1 トライアル版がダウンロード可能に
GoLive
  • 先日のMacworld EXPO NYでアナウンスされた新しいバージョンのGoLive Cyber Studio3.1のトライアル版がダウンロード可能になりました。9MBあります。

    今回のバージョンではEncodoingのデフォルトを日本語に設定できるようになったので,日本語が入ったHTML書類をちゃんと操作して保存できるようになっています。また3.0からだと思いますが,Navigation Serviceにも対応していて,保存時やファイルの読込時に新しいダイアログが使えます。 (これを使うにはNavigationのライブラリが必要です。WebPainter3.0のデモ版に入っています。)今実際に3.1を使ってこのHTMLページを作っていますが,2.0Jに比べるとかなり安定しています。

    さてQuickTimeの編集機能ですが,HTML書類にQuickTimeムービーを貼り込んで,そのムービーをインスペクタに,アトリビュートとしてAUtoplayのOn/Off,ControlllerのOn/Off,CacheのOn/Offが設定できます。ムービーをダブルクリックしてムービーを開くと,エンボスや,ぼかしなど3.0のエフェクトをかけることができますが,エフェクトを追加したムービーは別名で保存する必要があります。またHREFトラックを追加して他ページへジャンプさせることもできます。

    3.1の売りであるかのようなQuickTime機能はちょっと中途半端でMoviePlayerでできることがほとんどなので,あまり特色としては強くないと思います。



 
日立のパノラマ for Win
パノラマ写真のひっみっつ
(Electric Nomad)

パノラマ for Windows
(HITACHI)
  • すいませんね,またWindowsの話しで。でもネタがはいてくるのがWindowsのほうが多いんですよ。ImagicaがやっているElectric Nomadで紹介している「日立のパノラマ for Windows」これい〜いんですよ。欲しい。

    ま詳しいことはNomadのほうの紹介記事を読んでいただければわかるので,そっち見て下さい。ビデオカメラでぐるーと取った映像を簡単に横長の画像にしてくれちゃいます。ま横長の画像さえ出来上がればQuickTime VRにも持ってこれるんですけどね。

    来週からSiggraphが始まりますが,Electric Nomadで総力特集があるのでチェックしときましょう。



 
QuickTimeを活かしきれないAppleのハードウェア
Quick Time For Dummies
(MacOS Daily)
  • QuickTimeはAppleが作ったソフトウェアテクノロジーではMacOSについで素晴らしいものだと思う。だけどQuickTime3.0が登場した時点で,QuickTimeはもうMacintoshだけのものじゃない。問題はSorensonやQdesign,PureVoiceなどCodecを使った圧縮作業を行ったり大量のムービーデータを処理するのが必ずしもMacintoshが必要じゃなくなって来ていること。あえていうなら,QuickTimeオーサリングでもMacintoshの価値がなくなりつつある。確かにAppleは強くなった,だけどそれはコンシューマ向けの話しでプロ向けはないがしろにされ続けている。現行のG3マシンじゃPCIも足りないし内蔵ベイも足りない。あくまでも,今あるG3は再生マシンにしかなり得ない。結局選択肢は,9600かGenesisしかないわけで,ここ数年は持ってもボードの足周りでボトルネックが出てくる。

    IntergraphがExtreameZにQuickTime3 Proをバンドルすることや,IomegaのVideo取込ボードがQT3 Proをバンドルしていること,そしてSorensonがPCIベースのTri-mediaアクセラレータのリリース,さらにRadiusのDVカードのWindowsへの対応。これらは全てMacintoshのアドンバンテージにつながっていない。どんどんQuickTimeの流れをWindowsNTベースへと変えていると言える。

    次のシーボルトには5〜6スロット,そして400MHzのG3を出さないと「QuickTimeやるならNTだね。」という空気が流れてくるよ。

    ね,やばいよね。Miyahiraさん。


1998 07 14-TUE
Modified 22:00
こりゃ面白い!竹澤さんのデジカメ爆弾企画
日刊デジクリ7/14号

Hiroshi Terazawa Photographs
  • 日刊デジタルクリエイターズの本日号で柴田さんが紹介されてるカメラマンである竹澤さんのデジカメレポートがめちゃくちゃ面白い!

    竹澤さんは雑誌などにもレビューを掲載しているカメラマンですが,雑誌ではどうしても広告で成り立っている媒体であり思惑がからんで思ったことが書けないので,爆発してます。メーカーにとっては結構辛口ですが,私もいくつかデジカメを使ってみて失望した点がちゃんと書かれているのでデジカメに不満を持っている人や,メーカーの人にも是非読んでもらいたい企画です。



 
Windowsマシンに浸透するQuickTime3.0
IntergraphがQuickTimeをライセンス(MacWEEK J)
  • IntergraphがMacworld EXPO NYに出展し,同社のExtremeZワークステーションQuickTime3.0をバンドルして出荷しますが,ExtreamZにバンドルされているQuickTime3.0はプロバージョンです。つまりマシン毎にPro版のライセンスフィー$2を支払っているわけです。

    またUSでは,SonyのPC製品にもQuickTime3.0のスタンダードバージョンがインストール済みで出荷されているといった目撃報告もあります。裏付けが出来ないので知ってる人教えて下さい!

    このようにAppleの働きかけでPCメーカーがどんどんバンドルするとQuickTime3.0の普及率がかなり上がるでしょう。スタンダード版はフリーですから,日本でも各PCメーカーにバンドルして欲しいところです。日本でもQuickTime3.0がインストールされたPCマシンを見つけた方,是非お知らせ下さい。



 
日経MacにElectrifier Proのレビュー&インタビュー
日経マック
  • Macworld Expo NYでは数多くのQuickTimeベンダーが出展していましたが注目株Electrifier Proの開発元,Lari Softwareへのインタビューが掲載されてます。

    現在QuickTime for the WebではElectrifier ProのSelect Beta Programに参加しています。現在まで数回レビューを掲載していますので,過去のバックナンバーを参照して下さい。なおLari Softwareの日本代理店は現在システムソフトが行っていてLightingDrawを販売しているので,Electrifier Proの国内取り扱いも同社になると思います。



 
WebPainter3.0/Iomega BuzにはQuickTime 3 Proもバンドル
Totally Hip

Iomaga Buz for G3
  • 先日お知らせしたWebPainterの新しいバージョン3.0にはQuickTime 3 Proがバンドルされているそうです。現在時点でわかってるQuickTime3.0 Proのバンドルリストを下記に上げておきます。このバンドルリストは今後,別ページで見れるようにしたほうがいいですね。

  • [NEW]WebPainter3.0(Totallyhip) $89.95
    ビットマップアニメーション再生ツール。GIFアニメなども再生可能。

  • [NEW]Buz for G3(Iomega) $299
    UltraSCSI-Narrowも付いている,Motion-JPEGビデオin/outカード。Premiere4.2LEも付いてます。(注:4.2はQT3に対応してません)

  • MediaCleaner Pro3.0 (Terran Interctive) $359
    QuickTimeやRealVideoなど画像圧縮を行うソフト。
    (来月発売予定の日本語版にもバンドルする方向)

  • Nodester / Widgeziter (Roundabout Logic) 各$149.95 2つで$249.95
    QuickTime VRムービーを作成するソフト。

  • AnimeStudioII (ぜんまいはうす) ¥25,000
    セルアニメーションを作成支援するソフト。

  • ClipVideo (Prelude Trilogy) $39.95
    ムービークリップ集。QuickTime3.0 Proの差額にすると,なんと$10。



 
QuickTime Plug-inによる標準データ化現象
  • 上の続きでWebPainterの話ですが,元々WebPainterはGIFアニメーションへの書き出しか,アニメーションを行うためのSizzlerプラグインが必要でしたが,バージョン3.0ではQuickTime3のスプライト形式の書き出しを行うことで「プラグインフリー」(実際にはQuickTime Plug-inが必要だけど)になりました。

    QuickTime形式での書き出しができるということは,イコール標準化になるところが面白い。実はQuickTime3の持つエフェク機能を生かせるElectrifier Proも以前は数メガバイトもあるプラグインApple Electrifier Playerが必要でしたが,Electrifier ProでQuickTime3.0に標準対応することで見る人がQuickTime3.0が入っていればOKになります。QuickTime Plug-inがインストールされているかチェックするJava Scriptも最近出てきていますので,これを使えばうまく誘導できるようにもなります。

    これは他のアプリケーションにも可能性があります。特にスプライト関係を扱うもので最近ではSuperCardが新しいバージョン3.5でQuickTime3形式をサポートしていますし,今後出てくるHyperCardも同様に扱えるようになる予定です。また,どっちつかずのMacromediaもDirectorやFlashで今後QuickTime3のスプライト形式フォーマットへの書き出し(スクリプトによるコントロールを含んだWired Movieとして)をサポートしてくる可能性があります。AppleのCocoaなんかも対応できると思うんだけど。

    問題はムービーなどの再生が,明らかにウェブブラウザ内のQuickTime Plug-in上で行うと処理が遅くなる点でフレームレートの高いムービーなどはダウンロードしてMoviePlayerで再生したほうがかなり良くなります。またStreamingという処理自体がかなりマシンパワーを使うのでウェブブラウザというそれでもマシンパワーが必要なアプリケーション上で動いている事に無理があると思います。

    ここで考えられるのがMoviePlayer自体がウェブブラウザになるということ。つまりRealNetworksのRealPlayerやMicrosoftのNetshow Playerにあたるものです。例えばファイルメニューに「Open URL...」があればいいわけでスタイル付きでテキストも扱えるしURLを埋め込むこともできる。あとはRTPプロトコルがどうなるかにかかっています。


1998 07 13-MON
Modified 17:00
QuickTime日本語版ページもライセンス変更
QuickTime日本語ページ
  • 日本語版のライセンス情報も変更されました。ライセンス条件はUS版と同じで翻訳版も用意されています。(申込みは原本の英語版でする必要があります)

    日本語版におけるライセンスの提示がされましたが,ダウンロードしてみると,アップルジャパンのサイトでダウンロードできるQuickTimeインストーラ日本語版はまだ前のままです。新しいインストーラになれば,QuickTime Plug-inが2.01になってるはずです。



 
Microsoft NetShow Playerを使ってみた
Netshow Player Download

Windows Media Guide
(Netshowコンテンツガイド)


[Screen]
Netshow screen

Netshow statistics
  • さて今注目されているMicrosoft Netshowによるストリーミングですが、Media PlayerのMacintosh版もリリースされているので、どんなもんかとダウンロードしてインストールしてみました。

    まずNetshow Player2..0対応機種ですが、PowerMacintosh以上MacOS7.5.3、QT2.5. OPT1.1.1以降、となっています。インストールすると例のごとく(笑)機能拡張ファイルを色々と入れてくれます。その中にはVDOやVivoActive関係のものがあります。中にはMPEG Audio Layer-3やMicrosoft MPEG-4 Decorderなんてものもあります。

    Mac版ではWindowsのようにActive Xを使ったウェブページへのEMBEDができないのでリンク先を選んでプレイヤーのアプリケーション側で再生するようになります。私の環境ではNetscape Navigator4.05でしたのでMIMEを設定する必要がありました。Microsoft ExploererだとMIME設定がされてるかも。インターフェイス自体は初期のRealPlayerのように再生ボタンと巻き戻し・早送りボタンがあるだけのシンプルなものです。

    さてクオリティですが、PowerBookG3内蔵モデムで接続してみましたが、画質は結構よいと思います。ただマウスを動かすだけで再生中音は出ているけれど映像が止まってしまいます。Netshow Playerにはどのぐらい再生できているかをみるため、Show Statistics(統計をみる)を表示すると、円グラフでRecieved, Recovered, Lostがどのぐらいあるかと、30秒以内の受信状態をみることができます。このStatisticsは表示しておけば再生中にもリアルタイムに変化します。これらはほとんどWindowsライクなインターフェイスなのでWindows版もほとんど同じ仕様だと思います。

    まだコンテンツ自体が少なくプレイヤーとしての完成度は高くありませんが、画質だけで比較するとRealVideoに負けてないので今後のブラッシュアップいかんで使いものになるかどうか変わってきそうです。


1998 07 11-SAT
Modified 13:00
やはりこれが,QuickTime3.01
MacWEEK Online J
AppleがQuickTimeのライセンス方法を変更(6/23)
  • 知らないうちに,差し替えられたいたQuickTime DownloadページのQuickTime Installer3.01は,やはり前からアナウンスされていたQuickTime3.01そのもののようです。しかしBugFixが盛り込まれたものではなくQuickTime3.01は単にライセンスのための変更のようです。

    QuickTime3.01の変更点は2つ。Get QuickTime Proが1度しか表示されないというものと,Get QuickTime Proを一度削除すれば削除されたまま(ちょっと意味がわからないが回答の原文はWhen you delete the Upgrade to QTPro icon on your desktop, it stays deleted.)。といった事です。元々ベンダーが交わすソフトウェア配布契約から発生したものです。

    色々実験してみましたが,NavigatorやExloererでQuickTime Plug-inを使った時にはGet QuickTime Proムービーは1度表示された後は日付が変わっても表示されなくなりました。これがQuickTime Plug-in2.01の効果です。しかしQuickTime機能拡張群は一切変わってないので,MoviePlayerで開くとGet QuickTime Proは毎日表示されてしまいます。この新しいQuickTime Plug-inだけでも入手すればブラウザ上ではAd Movieは表示されなくなります。

    ちょっと情報が足りなくてAppleからは何のドキュメントも提示されていないので,追加情報があり次第また報告します。

    ※デスクトップに配置されているGet QuickTime Proのファイルにはムービーデータは入っておらず,テキストで「hiho」とだけ書いてあります。このhihoが引き金となって,Get QuickTime Proのムービーが表示されます。つまりGet QuickTime Proのロゴやボタンなどのデータは機能拡張のデータフォークに入ってると思われます。



 
WabPainter3.0のデモ版がダウンロード可能に
Totally Hip

[Screen]
WebPainter
ファイルダイアログ
  • QuickTime3.0ベースのアニメーション作成ツールWebPainter3.0のデモ版がダウンロードできるようになりました。8MBとかなりでかいので気長にダウンロードしましょう。

    QuickTimeとは関係ないんですが,このデモ版の注目点は新しいファイルダイアログのアペアランスマネージャーとNavigation Serviceが搭載されているという点です。三角付きのリストウインドウで下の階層を見たり,名前と修正日でソートしたりできます。今後他のアプリケーションンが対応していく事でこのNavigation Serviceが使えるようになります。ベンリなので早く対応して欲しい!


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