1998 08 31-MON
Modified 3:00
[News]
QuickTimeでMPEG-1ムービーが作れるHeuris Expoter
[Link]
MPEG exporter
(Herius)

  • 以前,Terran InteractiveのMedia CleanerPro3.0用にMPEG-1ムービーのExport用(QuickTimeムービーからMPEG-1形式ムービーを書き出す)のプラグインを発売していたHEURISから,AppleのMoviePlayerに対応した,Exportプラグインがリリースされた。

     同サイトには,数秒のムービーが作れるデモ版が用意されており,フォームに入力すると即座に1MBのデータが添付されてメールで送られる。なおフォーム入力の際にQuickTime3 Proのシリアルキーを入力する必要があるので注意。信用できない人はやめておこう。

     なお購入価格も$99と格安であり,QuickTimeにおけるMPEG-1ムービー制作のソリューションとして期待できる。実際に購入して試してレビューしたいと思う。(レビューしなきゃいけないものが沢山あるなー)


1998 08 29-SAT
Modified 3:00
[News]
iMacにビデオ入力を付けるには
[Link]
iMac Video Solutions
(Apple TechInfoLibary)

QuickCAM Updater
(Connectix)

QuickCAM VC
(Connectix)

  • iMacでのビデオソリューションとしてTechInfoが上がっていました。現在iMacでビデオを表示できるハードウェアとしてConnctixのUSBタイプのQuickCAM VCがあるが、店頭で販売しているのはWindows用のものらしい。しかしハードウェア的にはiMacに適合しており、8/20に登録されたConnectix社のサイトからドライバーをインストールすれば使えるという。でも、QuickCAMって外部ビデオ入力端子はなかったよね?aMaさんの言うTVをiMacで見るのは無理だな〜。

     黒いモデルしかないのでiMacにはちょっと合わない。ConnectixのQuickCAMってLogitecに売却されたんですよね。iMacに合わせた製品も出してちょーだいよLogitec。


1998 08 28-FRI
Modified 20:00
[News]
Duck TrueMotion2.0のMacintosh版デモがダウンロード可能に
[Link]
TrueMotion2.0Download
(DuckCorporation)

TrueMotion2.0
  • Duck CorporationのTrueMotion2.0の圧縮ツールキットのMacintoshデモ版がダウンロード可能になりました。TrueMotionはゲーム機のSEGA Saturnで採用されている動画像圧縮フォーマット。

    詳細はまた後で。



[News]
Trouble on iMac:QuickTime2.5を間違ってインストールした時には。
  • AppleUSのiMac TechExchangeでは、今まで以上に初心者からの質問が増えている。初めてMacintoshを使った人や、Windowsからの乗り換え組が多いためのよう。その中でQuickTimeに関連する質問と解決方法があったのでいくつか紹介します。問題はささいな事だけど、日本でも同様に起きる可能性があります。

    ■トラブルとして報告された一つの例としてQuickTimeのバージョンの間違いが上げられていました。iMacには、既にQuickTime3.0スタンダード版がインストールされていますが、市販されているゲームなどにまだ、古いバージョンのQuickTime2.5がバンドルされていて、それを間違ってインストールしてしまう場合があるようだ。またいくつかのソフトは望んでもいないのに勝手にインストールしてしまうものもある。そんな時には慌てないで、iMacのオレンジ色のシステムCDに入っているQuickTime3.0のインストーラーから入れ直せばいい。バージョン2.5のQuickTimeファイルを3.0に置き換えてくれる。

    ■RealPlayerの映像がQuickTimeで見れない。
    よく見ればわかるんだけど、この世にQuickTimeとRealPlayerとWindows Media Playerがあるという事を初めてインターネットに接続する人は知らない。そういう人には優しくリアルネットワークのサイトに誘導してあげよう。

     AppleJapanにはTechExchangeがないので、Macintosh関連の個人ウェブサイトがiMacユーザーをサポートしてあげられる場を提供できればいいんだけど。問題は場所を提供しても、そこに行き着かないって事かな。



[News]
デジタルルネッサンス、T.A.G. Editor2.0ベータをリリース
[Link]
T.A.G. Editer1.6
(DigitalRenaissance)
  • T.A.G. Editerは、QuickTimeムービーにインタラクティブ性を追加できるムービーツールで、Adobe Premiereに似たタイムラインインターフェイスに、色々なインタラクティブアイテムを追加できます。ムービーに対してオートマチックURLの追加やチャプター分けなどが可能。

     先日紹介したWired Movieを作れる「Spritz」や「ElectrifierPro」の対抗ソフトと言えるでしょう。現在ベータバージョンのダウンロードが可能で、フォームで申込みするとダウンロードできます(PowerPCのみ)。T.A.G Editer2.0は現在まだ初期ベータなので、動作的にもまた機能的にも最終版ではありませんが、現時点でWiredMovieを作れるムービーツールとしてダウンロード可能なソフトの1つです。結構面白そうなソフトです。Wired Movieに興味のある人は試してみて下さい。

     そして、QuickTimeだけでなく、現在主流のコンテンツメディアタイプである、QuickTime/RealSystemG2/Microsoft Netshowのコンテンツが同時に作れるソフトでもあります。[同ソフトのRealSystemG2のコンテンツの作れるT.A.G Editer2.0 G2 Releaseもあります。]

     QuickTimeにインタラクティブを追加できるソフトウェアが数多く出てくると、今後Directorや、Flashなどを出しているメジャーなインタラクティブツールに対抗できるコンテンツが作れるようになるかもしれません。しかし現在は、まだQuickTimeのインタラクティブ性は限られていて、時間軸やスプライトの変形、雲、炎、波形などエフェクトの追加や、URLの埋め込みなど限られたものしかありません。

    今後色々なメディアタイプに対応するオーサリングツールが注目されるのは間違いなく、T.A.G. Editerはそのインタクティブなデータ作成でトップを走っていると言えます。
    T.A.G. Editor2.0の詳細レビューはまた別の記事でお送ります。


1998 08 27-THU
Modified 0:30
[News]
ARPLEにQuickTime関連の情報が掲載
[Link]
ARPLE
  • バンドが演奏する映像に色々なコンテンツがオーバーラップするQuickTime Intro Movie(6MB)が掲載されていました(Macworld Expo NYで配布したCD-ROMに入ってたやつかな)

    またQDesignやSorensonなどのフライヤーのPDF書類やQuickTimeWhite PaperのPDFもダウンロード可能になっています。このサイトには結構セールスマテリアルがあるので、元々このARPLEはリセーラーなどにセールス&マーケティングの資料を提供するためのサイトなのでこのような資料が多く掲載されています。

    iMac関連のPowerPointプレゼンテーションや、USBハードウェアの各フライヤーのPDF書類なども用意されています。発表会でデモったPentium機との比較ムービーなんかも結構あります。(デカいけど鮮明なムービー)。日本語でもこういうマテリアルが欲しいね。


1998 08 26-WED
Modified 18:00
[News]
Macintosh Products Guideがオープン
[Link]
Macintosh Product Guide
(AppleComputer)
  • Apple USに新しくMacintosh Product Guideページがオープンしました。USBなどの最新の製品から、ソフトウェア、ハードウェアの1万2千にも及ぶMacintoshとNewton関連製品のカタログがジャンルごとに選べて検索もできるようになっています。検索するとリストが表示され、そこから製品の詳細ページへジャンプします。商品の説明・発売元の情報とリンクなどが表示されます。



[News]
Chroma製品のデモ版がダウンロード可能に
[Link]
Chroma
  • 下の記事で紹介した、QuickTimeコンテストの商品でもある、Chromaの製品Chromatica, Edge Wizard, MagicMaskのデモ版がダウンロードできるようになりました。これらの製品は、Photoshopのプラグインで、Chromaticaは、特定の色の変換が可能、Edge Wizard, MagicMaskは画像の切り抜きソフトです。



[News]
MacOS DailyのiMac QuickTimeコンテストは8月30日まで。
[Link]
MacOS Daily
  • MacOS Daily主催のiMac QuickTimeコンテストは、期限が延長されて8/30日までとなっている。iMacのためのコマーシャルを30秒、240x180サイズのQuickTimeにして送って欲しいそうだ。

    受賞者には、画像切り抜きソフトのChroma MagicMaskかChromaticaが与えられる。29日にiMacで賑わう秋葉原の風景をビデオに撮ってQuickTimeにして送ったら受けるかも。


1998 08 25-TUE
Modified 17:00
[News]
AdobeがIllustrator8.0を発表
[Link]
Adobe Systems

Fall debut for Illustrator 8
(MacWEEK.com)

アドビ、Illustratorをアップデート
(cnet Japan)
  • 米国アドビ社がIllustratorの最新版バージョン8.0をリリースしました。MacromediaのFreehandの対抗すべく、自由な形に曲げられるグラデーションメッシュツールや、拡張されたテキストツール、ドローオブジェクトブラシにするライブブラシ(MetatoolsのExpressionのようなブラシタッチも描ける)、など色々な新しいツールと100以上の新機能を盛り込んでいるようです。他に次のような特長があります。

    ・レイヤー状態をそのままにしたPhotoshopデータへの書き出し。
    ・なぞるだけでパスの追加や削除が可能(Photoshopの選択範囲のような方法)
    ・Adobe社の他ツール(Photoshop, ImageReady, PageMaker etc.)とのインターフェイスの統合
    ・Photoshopの変形ツールのように角をつかんで拡大縮小が可能
    ・水平・垂直でのスマートガイドによるオブジェクトのスナップ
    ・今までのスポイトを拡張したアイドロッパーツール。カラー、パターン、テキスト属性なども他のオブジェクトへコピーできる。
    ・アクションパレットの追加により繰り返し作業の自動化が可能に(やった〜〜)

    米国アドビのサイトにはバージョン8を使った機能紹介を兼ねたTIPSも掲載されています。 MacWEEK.comにも掲載されていたので今日か明日には、MacWEEK Japanにも掲載されると思います。MacWEEK.comの記事によると透明度は次バージョンに見送られたみたいですね。またユーザから要望のあった、ペイントパレットやスタイルシート、複数ページのサポート、ブレンドのウェブアニメーション変換などは搭載されていなかったそうです。

    シーボルトSFに向けていくつか新しい発表が今週から来週にかけて出てきましたね。



[Opinion]
全然あまい、アップルの販売戦略
[Link]
iMac
(AppleJapan)
  • ちょっとQuickTimeから離れてiMacのお話。今回iMacの販売店リストが発表されたけれども、このリストを見ると今でもパソコンを売ってる店ばっかりだ。これならわざわざ大々的に発表するほどの事でもないと思うし、最初からパソコンを買おうと思って来る人にしかアピールできない。今回iMacの展示場所としていくつかの場所が指定された。新宿の高島屋で展示するなら、何故高島屋で売らないんだ?iMacを見た人が欲しいと思ってそこへ駆け込んでもiMacは売ってないってことになる。もっと高島屋とか三越、丸井などといった、本当の一般客(パソコンを買ったことがない人・触ったこともない人)が来る全国に散らばってる百貨店や大規模小売店と販売契約すべだ。販売店制限してる場合じゃないでしょう、生産がちゃんとできて配送できるなら、逆に販売店を増やさないと損だ。

     本来ならiMacの日本発売に日本版AppleStoreも間に合わせるべきだった。それが出来なかったのがまず第一の失敗。さらにAppleUSのようにiMacのトラブルシューティングとテックエクスチェンジのような場を提供しなければサポートが電話でパンクしてしまう。24時間使えないようなサポートは無意味だと思う。日本独自といえば、例えば数分でもいいから全国ネットの番組の放送時間枠をとってユーザーのためのサポートと、新しいユーザーへの宣伝・啓蒙など考えられるはず。それをQuickTimeなりにしてiMacサポートサイトから見れるようにすれば実に簡単に解決するトラブルも多くある。

     既にAppleUSでは膨大な数のTech Info Libaryが用意されていて、iMacのユーザーが陥るようなトラブルをあらかじめ予測して対処の方法が掲載されている。TechExchangeでの本当に些細な質問にも、丁寧に応えてくれるサポートとそして先達のマックユーザー達がいる。
    確かにここまで実行する力がアップルジャパンにはないのかもしれない。自社だけでやらないで他業種流通に強い商社と組むとか方法はあると思うのだが。現在のユーザーをもっと活用すべきだし、それをサポートしてあげられるのが今の日本のMacintoshユーザーじゃなかろうか。

    自分でiMacが欲しいかというと、ちょっと疑問に思う。やっと人には勧められる機種が出たという感じはするけども、自分が使いたいとは思わない。やっぱり今までMacintoshを使ったことがない人のためのMacintoshなんじゃないか、と。


1998 08 24-MON
Modified 0:30
[Review]
x3D RoadRocket for PBG3-その2
[Link]
ix3D RoadRocket
ファーストインプレッション

[Photo]
カード挿入側

ヒートシンクっぽいプラスチック

PowerBookG3に差したところ、デカい。

アダプタを介してモニタケーブルをつなげる

モニタと液晶が両方使える。結構大きい画面になる。
  • PowerBook G3 Seriesのカードスロットに差して使うビデオカードix3D RoadRocketのレビューをお送ります。前回はファーストインプレッションということで、その外観を中心にお伝えしました。今回は続きとして実際の使用感についてお伝えしたいと思います。参考に前回のレビューを読んでいただければと思います。

     まずひとつ前回の記事でのお詫び。ヒートシンクがカード本体にあると書きましたが、ヒートシンクに見えるものは実際には硬質なプラスチックで出来ていたようです。そのヒートシンク(のような)部分がかなり熱くなったので勘違いをしていましたが、どうやら飾りのようです。(実際放熱の効果はあると思います)

     PowerBookG3には最初から外部ビデオポートが付いていますが、このポートにつないだモニタには、1024x768の液晶での表示をミラーリングで表示するか、もしくはモニタ側に出力させて液晶をオフにする(この場合は1280x1024まで表示できる)方法しかありません。通常デスクトップにビデオカードを2枚差してやればモニタが2つつながった状態になりますが、PowerBook本体だけではコイツができません。ix3D RoadRocketは同じix3Dから出ているPCI版のMacRocketをそのままPCカードサイズ(よりデカいけど)まで小さくしてしまったものです。ですから普通のビデオカードを差しているのと同じように扱えるので、PowerBookG3の液晶と、外部モニタを連続したひとつの空間として使えるようになります。液晶側の1024x768、もしくは800x600(12インチ液晶の場合)にプラスして最大1280x1024(16bit)の空間が使えるわけですから、かなり大きくなります。

     こういった製品はPowerBookG3をメインマシンとして使い、家やオフィスにモニタだけを置いて通常は外部モニタと併用して使い外出時は持ち歩く人(持ち歩けるんです、PowerBookG3は!:個人的主張でした)に向いている製品です。元々PowerBookG3に積まれているATIのビデオプロセッサが高速なため、ix3D RoadRocketを使っても外部モニタに表示した時にスピードはそれほど変わりません

     この製品はPowerBookG3のカードバスに対応しているのでもしかするとPowerBook2400cでも使えるのではないか?というコメントが依然PowerPageに掲載されていました。残念ながら2400cを持ってないので検証ができないのです。100BaseTのカードも2400/240にしか対応してませんでしたから、2400/240でないと動かないかもしれません。もし使えるのであれば2400cユーザには有用な製品だと思います。誰か試してみます?


1998 08 23-SUN
Modified 4:00
[News]
MacCentralのQuickTimeチャレンジにWiredエディタがエントリー
[Link]
WiredSpriteToolEntered
(MacCentral)

Spritz

  • MacCentralの行っているQuickTimeプログラマーズチャレンジは,QuickTimeの新しいテクノロジーを活用したUtilityコンテスト。商品は,ビデオカードなどが用意されている。8月21日の締め切り間際にエントリーしてきたutiltiy「Spritz」はWired Movie(QuickTimeにインタラクティブ機能をもたせたもの)のエディットツールだ。

    残念ながら現在は画面スナップショットしかみれないが,Spritzはムービーファイルにスプライトを追加し,各スプライト毎にいくつかのアクションを割り当てることができるという。それぞれマウス操作も,ボタンを押したとき,ボタンをはなした時,スプライトにマウスカーソルが入った時,出たときなどによりコントロールが可能でMacromedia Directorのようなことができる。コントロールできる事は,各スプライトの縮小拡大,表示・非表示,回転,再生・停止,URLへのジャンプ,時間軸でのジャンプなど。かなり面白そうなツールだ。

    現在同様のオーサリングが可能な市販ソフトとしてベータテスティング中のElectrifier Proがある。


1998 08 22-SAT
Modified 0:00
[News]
MediaCleanerPro3.0英語版の国内販売開始
[Link]
MediaCleanerPro
(Internet & Interactive)

  • 英語版ですが、国内での販売元、アイツゥで正式なリリースがされました。3.0英語版の価格は54,000円(QuickTime3 Proのコードが付きます)。米国Terranのオンラインショップでの価格は$359+輸送料$20がかかり合計$379x145円でも54,955円になりますので良心的な価格設定でしょう。

    Sorenson Video CodecとQDesign Music Codecのバンドル版もあり164,000円となっています。PDF書類をダウンロード・振込してFAXで送るオーダーができます。

    製品概要についても日本語版が掲載されています。また今後英語版に日本語翻訳マニュアルが添付されたもの、完全な日本語版(それぞれ70,000円)と順次リリースしていくそうです。またWindows版に関しては今年末のリリースが予定されています。


1998 08 21-FRI
Modified 17:00
[News]
PowerMacintosh G3にもQT3がプリインストール
  • 米国で出荷されているG3デスクトップマシンにもQuickTime3.0がプリインストールされて出荷され始めたらしい。新しいパッケージングになった(1色のアップルマークがついたソフトウェアボックス)モデルから変わっているようだ。

    日本でも新しいパッケージングに変わるころに同様にQuickTime3がプリインストールされるでしょう。



[News]
QuickTime 3 Proの通信販売ページ開設
[Link]
QuickTime3 Proアップグレードガイド
(Apple Japan)

  • やっと本日より、日本で郵便振替による購入が可能になりました。Apple Japanのページにも申込みに関するページが出来上がり、申込み用のフォームもPDF形式でダウンロードしてプリントできるようになっています。

    あとGet 3のQuickTimeロゴの使用についてのガイドラインも掲載されていました。


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