1998 10 20-TUE
Modified 13:30
[News]
Internet World LabsのHTTPストリーミング比較
[Link]
Simple Streaming Alternatives
(Internet World)


  • InternetWorldのIWLabsにSimple Streaming Alternativesと題してHTTPプロトコル経由で簡単にオーディオ・ビデオストリーミングが行えるソフトウェアの比較が掲載されています。選択肢として3つのソフトウェアが上げられており、QuickTime, VivoそしてEmblazeが紹介されています。

     QuickTimeはフリーでMacOS/Windows両方に提供されており、バージョン3においてより新しいCodecが採用されていることや、Audio/Videoだけでなく360度の視界を見回せるVRムービーや3Dアニメーションが利用できることを特長として上げています。しかしそのダウンロードサイズがRealPlayerG2が2.6MBであるのに比べて巨大で7MB近くもあることを懸念しています。(逆にNetscapeなどにRealPlayerをバンドルしてブラウザが肥大しているのも確か)またAppleがStreamingが可能なQuickTimeを開発中であることを指摘し、現在ウェブページ上からAudio/Videoを発信するのにはQuickTimeを利用することは強く勧められないとしている。

     VivoActiveは、今年前半にRealNetworksに吸収された後、VideoNow3.0という形で$49で発売している。RealPlayerG2やMicrosoftのNetshowに比べれば映像の品質は劣るが、低価格でWindows/MacOS向けがある。そして800K(原文では800-Kbpsになってるが間違い)の小さいプラグインで再生が可能であり、バンド幅を能率的に使うことができるとしている。

     最後にEmblaze VideoProは、$295と比較的高いが、プレイヤーはJavaAppletによって再生できるためプラグインなしで再生できるのが売りである。欠点としてWindowsのみであることと、オリジナルのソースがAVIファイルからのみとなっている事、少ない圧縮環境と品質の調整しか持ち合わせていないこと、そして音声の再生においてVivoより劣っておりISDNの速度ではスクラッチノイズが出ることを指摘している。Emblaze Video Proは、音声の忠実な再生がさして重要ではないものや、プラグインをダウンロードすることを躊躇しているユーザーむけには使えるとしている。
    ------
     RealPlayer, Netshowといった専用のプロトコルとサーバーを使ったプレイヤーに比べてHTTPによる映像の配信は欠点も数多くありますが、その手軽さから考えれば個人ユーザーむけには十分使えるといえるでしょう。その中でInternet World Labsは3つのメディアを比較しているわけですが、VivoとEmblazeに比べてQuickTimeの場合はファイルを保存できるというメリットがあります。私も、とりあえずダウンロードしておいてMoviePlayerで見るということ多くあります。また編集する側から見ても結局ビデオを編集して、そのままHTTPで流せるのはQuickTimeになりますし、次期バージョンのQuickTimeを待たなくても十分勧められると思います。
     問題は、まぁやはりそのファイルサイズでしょうね。今回MacOS 8.5にQuickTime3.02がバンドルされていることや、各雑誌に付録のCD-ROMにもQuickTime3が入っているものも増えてきています。あとはWindowsプラットフォーム向けの配布を考えて欲しい。PCにバンドルしている製品もありますが、まだまだMicrosoftが怖いのか数が少ないのが現状です。Windowsだけでいいから、再生環境のみの小さいインストーラーもアリだと思う。(Tanny's Mac Newsさんによると,Vivoも製品版のプレイヤーだとムービーの保存ができるそうです)

     MAQ?MAK?MAC!さんがおっしゃってるように、ムービーを保存できてしまうのもコンテンツクリエイター側からは、QuickTimeをデメリットと考えられます。願わくば、Plug-inの書式の中に「保存できる、できない」の設定を、クエイリター側でムービーの中に埋め込んでしまうオプションが欲しいですね。


1998 10 19-MON
Modified 15:00
[News]
18メガバイトの名刺
[Link]
Innovation In Your Wallet!
(
RCFoC)

RCFoC
(DEC/Compaq)


  • まず、左に置いてあるリンクをみてみて下さい。穴が空いてる名刺。しかしその裏には輝きを持っている。そうこれは名刺サイズのCD-ROMなのだ。4隅にある突起はCD-ROMトレイの3インチサイズ小型CDの溝に合うように付けられているそうな。

     実際このCD-ROMをマウントすると中にはHTML書類が入っていて、IEで開くことができたらしい。このCD-ROMの容量は18Mもある。1枚単位のコストが1000枚単位で$2.75。安くはないけれど、その数々の用途を考えれば安いかもしれない。ムービーを入れてもいいし、ソフトウェア会社であればその製品のデモ版を入れておくこともできる。さらにこれがDVDなったら、もっと大きい容量が入る可能性がある。

     CD-Rで作ってから、周りを切るという方法もありますが、ちゃんとした機械がないと難しいでしょうね。近いウチにwww.digital-cards.comでこのCD-ROM Business Cardのページが立ち上がるとのこと。

     RCFoC(Rapidly Changing Face of Computing)はDEC(Compaq)の先進的技術を紹介するジャーナル。他にも面白い記事があるので興味ある方はご覧下さい。


1998 10 18-SUN
Modified 7:00
[News]
MacOS 8.5とQuickTime
[Link]
TIL2461
(AppleComputer)


PowerBook100 Workd
  • QuickTime関連のトラブルとしては、8.5のインストーラーから行うとブラウザ用のQuickTime Plug-in2.01がインストールされないという問題があるようです。インターネットアクセスのカスタムインストールを選択してからインストールすれば大丈夫だそうです。AppleのTech Info Libraryに説明があります。他8.5に関するトラブルはPowerBook100Worldさんにコーナーがあるので、そちらを参照して下さい。

     今までQuickTime2.5など前バージョンを使っている方は、QuickTime3になり、MovePlayerで編集ができなかったりProへアップグレードするダイアログが出てしまったり面倒なので、早めにオンラインで登録しましょう。登録から1週間ほどしたらメールでQuickTime3 Proの登録番号が送られてくるそうです。

     それから皆さん、MacOS 8.5を新規インストールするとQuickTime3.02が新しくインストールされて、コントロールパネルの「QuickTime設定」の「CD-ROMを自動再生する」がオンになります。これではAutoStartウイルスに対して無防備な状態になってしまいます。まずインストールしたら、コンパネを開いてこの設定をオフにしましょう。

     秋葉原でMacOS 8.5を購入してその場でPowerBookG3にインストールして起動したものの、30分後にはパワーキーを押しても立ち上がらなくなり、すわ8.5トラブルか?と思いきやPowerBookG3の電源マネジメントの問題らしく現在入院中です。


1998 10 16-FRI
Modified 4:00
[News]
処理速度がアップしたRadius EditDV 1.5が出荷される
[Link]
Radius EditDV 1.5
(BusinessWire)


Radius
  • ラディウスの EditDV1.5, DV業界の最も速く低コストなデスクトップ編集ツールの新しいバージョンが出荷された。Radius Edit DVはFireWireカードからDigitalVideoカメラからデジタルのまま映像を取り込んで編集・そしてDVテープにデジタルのまま再記録できる編集ツール。

     前のEditDVのバージョンと比べて2倍速く,より多くのDVを処理できる。 実際、トランジット、フィルタ、タイトルといった特別効果を含むすべてのフィルタが速く処理できるようになっているそうだ。バッチキャプチャ、 Edit 決定リスト( EDLs )と timecode がサポートされ,レンダリングスピードがすべての処理において改善されている。 合理化された切り抜きトリミング、新しい音声のフィルターと他作業時間を軽減する機能がEditDV に加えられた。

     Radisu EditDV1.5には,FireWireカード,ケーブルとTerran InteractiveのMediaCleanerEZがバンドルされ,価格は$999。ソフトウェアのみのバージョンアップは,EditDVの旧バージョンからは,$149でMotoDVユーザーは$499でアップグレードが可能だとのこと。

    またRadiusからはAdobe Premiere5.0をバンドルしたWindowsプラットフォーム向けのRadisu MotoDV Studio2.0も$899でリリースされています。



[News]
WSJに掲載された新しい事実
[Link]
Questions lurk beneath Apple's ties to Microsoft
(MSNBC)


Gates' Defense Gets Mixed Reaction
(AP)


  • WallStreetJournalによるとCOMPAQは,Appleにマシン毎に$2(QuickTime 3 Proを意味しているものと思われる)を払って,QuickTimeを自社のマシンにバンドルすることに興味を持っていたらしいが,COMPAQの上層部がMicrosoftからプレッシャーがあることを恐れて諦めさせたそうだ。

     記事ではMicrosoftとAppleの癒着問題を取り上げ,Internet Explorerをデフォルトブラウザにするために1億5千万ドルもの投資をし,またMedia Playerに組み込むためのQuickTimeのライセンス料や他の技術に対して1億ドルをAppleに支払っているという。
     またMicrosoftがWindowsプラットフォームにおいてQuickTimeを阻害する別の要素として,Internet Exlorerには,ActiveMovieの代わりにQuickTimeを使おうとするとエラーメッセージを出すような,阻害する仕組みが組み込まれているという。MSNBCに掲載されたWSJの本文では他にもMicrosoft Officeの話やMicrrosoftスポークスマンの話が載ってます。

    PCメーカーでも結構QuickTimeをバンドルしたいとこありそうですね。
    さて来週開けからAvie Tevanianの証言がはじまります。


1998 10 15-THU
Modified 21:00
[News]
ASCII24のアンケート:よく使われる動画フォーマットにQucikTime
[Link]
よく使われている動画フォーマットは『QuickTime』
(ASCII24)


Media Metrix
  • MAQ?MAK?MAC!さんのページで紹介されていたASCII24のアンケート結果を見てきました。QuickTimeが一番になったという事で結果は喜ばしいことですね。それにしてはアップルのコメントが消極的ですが。
     私なりに分析すると,QuickTimeが既に登場してから10年近く経過していることでCD-ROMに使われていたり,VRムービーとしてウェブで使われるQuickTimeがトップなのは当たり前で,RealVideoが数年の間にQuickTimeの勢力に近づきつつあるということに危機感を感じます。来年の春ごろに同じアンケートしたら案外抜かれてるかもしれません。

     USの調査会社,Media Metrixが行ってる調査では,マルチメディアソフトウェアが実際に使われているかどうかまでを突っ込んで調べています。ただインストールされて「持っている」ソフトと,実際に自分が「使っている」ソフトが何なのかというアンケートも大事ではないかなと思います。

     実際私もこのアンケートに答えましたが,アンケート自体の仕組みがちょっと散漫すぎて,業界の動向を見るために分析するにはちょっと要素が足りないような気がします。今度はもう少しひねって考えてみてはどうでしょうか>ASCIIさん

     8.5の売れ行きでQuickTime3 Proのユーザーが増えるのが楽しみですね。
    さぁ,みんなで編集しましょう。





[News]
Media Cleaner ProがMPEG対応で3.1にバージョンアップ
[Link]
Media Cleaner Pro 3.1 brings in the power of MPEG
(MacCentral
)

Terran Interactive

MediaCleanerPro3.0
(I & I)
  • このサイトでも何回か紹介しました,Terran Interactiveのストリーミングムービー・サウンド圧縮ツール,Media Cleaner Proがバージョン3.1になるそうです。

     今回のバージョンアップの目玉はMPEG書き出しのサポート。QuickTimeやReakVideoといった主要なストリーミングフォーマットはサポートしていましたが,MPEGはHeurisののCodecを別途購入して,組み込むことでしか実現できませんでしたが,正式にこのMPEG Expoterをバンドルしてサポートするようになりました。Media Cleaner Pro3.0のユーザーには3.1の無償アップグレードになり,e-mailで送られるそうです。新規購入価格は$399です。
     Internet & Interactiveから発売予定の日本語版はまだ開発途中のようなので,この3.1で出てくるかもしれませんね。

     これにより,Media Cleaner Proがあれば,オリジナルムービーデータから,それぞれQuickTime, RealVideo, MPEGといったマルチプラットフォームのそれぞれメディア形式のデータが自動的に(MediaCleanerProはバッチ処理が可能)作成可能になりました。またMediaCleanerProはQuickTimeで使われるMotion-JPEGやCinepakなど,全てのCodecを選んで処理できます。



[News]
QuickTime3に完全対応のAdobe Premiere5.1
[Link]
Premiere 5.1 offers core QuickTime 3.0 support
(MacCentral
)

QT責任者に聞く
(日経Mac:98年7月)
  • MacCentralが伝えるところによると,Los Angelesで行われているDV ExpoでAdobeがPremiere5.1を発表するとのこと。今月末には出荷が開始される予定。

    今回のマイナーバージョンアップで取り入れられた機能は以下の通り。
    ○プレビューと書き出しの速度アップ
    ○タイムラインからスマートプレビューファイルの書き出しにより,最終的な書き出し時間を短縮。
    ○マルチスレッドパフォーマンスの向上によりマルチプロセッサ上のコンパイル処理がアップ。
    ○拡張されたタイムラインとトリムウインドウにより,より速く正確な編集が可能。

     そしてPremiereからQDesignやQualcommといったCodecを使ったQuickTime3の音声圧縮を使った書き出しがサポートされた。またDigitalVideoから取り込んだQuickTime DVファイルを直接Premiereに読み込むことが可能になった。また今年末にリリースされる,QuickTime 3.0 Effect Plug-inによりQuickTime3のエフェクトを直接Premiereから使用することができるようになるとのこと。
    (日経Macのインタビューで言われていたのはこれの事だったんですね。)


1998 10 14-WED
Modified 16:30
[News]
TroiからFileMakerでビデオから画像取込を可能にするGrabber Plug-in
[Link]
Grabber Plug-in

Tanny's Mac News
  • FileMaker4.0以降で使えるビデオ入力プラグインが出ました。現在ベータ1でフォームで入力するとダウンロードできます。このフォームでは、どのぐらいの価格が妥当か、アンケートもとっています。

     このプラグインを使えば、FileMakerからQuickTime互換の映像入力装置から画像をもってこれるので、AVマックや、QuickCAMなどから映像を持ってきてフィールドに画像を入れることができるようになるそうです。QuickTime2.5以降に対応。ムービーとして取り込むことは書いていませんので、1枚のフレーム画像としてしか取り込めないのかもしれません。この件はメールで問い合わせています。

     色々な用途に使えそうですね。WebCamを使ったデータベースや、セキュリティデータベース(例えばマシンを使っている人の映像をデータベースに残す)、ビデオをつないでおいてビデオのデータベースに使うとか。

     Troiからは他にもFileMaker用のプラグインがいくつも出ています。Tanny's MacNewsさんで詳しく解説されているので読んで下さいね。



[News]
ノーベル医学生理学賞の紹介ムービーでQuickTime3が使われる
[Link]
Nobel Assembly uses QuickTime 3.0
(MacCentral)


Nobel Prize in Physiology or Medicine 1998
(Nobel Foundation)


  • スエーデンのカロリンスカ・インステチュートで1998年度のノーベル医学生理学賞の受賞者の発表がありました。Robert F Furchgott氏、Louis J Ignarro氏、Ferid Murad氏が受賞。「Nitric oxide as a signalling molecule in the cardiovascular system」を発見したとのことです。この研究に関するアニメーションがQuickTime3形式でnobel.seのサイトに掲載されているそうです。専門的なことはわからないのですが、権威のあるQuickTimeが利用されてるということでAppleでも紹介されそうですね。

     それぞれ、526MBの放送レベルの高解像度ムービー、それをSorensonで圧縮した30MBの放送レベルデータ。さらにサイズを小さくした20MBのムービーとそれをSorensonで圧縮した9MBのデータがダウンロード可能です。他にも文章と画像で紹介されているページがあります。ムービーをみると、心臓から送り出される血液が血管にできた異物を押し流すといったムービーのようです。
     画像クオリティが高く、ムービーを扱いやすいファイルとして保存できる事がQuickTimeをこういった医学や研究の場で利用される理由なんでしょうね。


1998 10 13-TUE
Modified 19:00
[Opinion]
2種類のムービーユーザー
  • ムービーユーザーの中には2種類あるんではないでしょうか。それはムービー見るだけの人と、ムービーを作る人。当然、作る人より見る人の方が多いんですね。

     QuickTimeはちょっと前までは、その見る方、作る方の両方をサポートしてきたんですが、RealPlayerやMediaPlayerといった見る人のためのツール(まさにPlayerですね)にその勢力が食われてしまったと言えるでしょう。そのおかげで、作る人には人気があるけれど。見る人(コンテンツプロバイダー:見せる人も含む)から見放されているのが現状です

     もし色々なメディアを見れるストリーミング可能なQuickTime PlayerをAppleが作るとしたらAVIファイルやMPEGのようにQuickTimeに変換しながら再生することで見れるようにすることができるでしょう。しかし問題はライセンス料で、RealSystemG2やSMIL、NetshowのASXファイルなどを再生しようと思えばそのエンコードをライセンスする金額が膨大になると予想されます。実はQuickTime3.0が出たときにPro版を作ってパッケージ当たり$29.95を獲得したのは、SorensonやQDesign、Qualcom PureVoiceといったCodecのライセンス料を払わなければならなかったから。という話しもあります。

     Microsoftは、Windows Media PlayerもRealVideoやQuickTime、Vivoなど色々なメディアを再生するために膨大なライセンス料を払ってるはずです。そしてそれをフリーで配布してるんですからスゴイもんです。でもそのコンテンツを再生するために、NetShowを含んだBackOfficeやNT Serverが売れればそれで十分なんですね。Appleの場合はこの利潤を生む部分が「Macintosh」を売ることしかないわけで、QuickTime for Windowsなんか直接は何の利潤も生まなかったりします。結局ムービーツールメーカーがNT市場へ進出する足がかりを作ったに過ぎませんでした。Windowsへの移植はプレイヤーのみで良かったんではないかと思います。

     そしてMacintoshをメディアサーバーとして利用可能なMacOS X/MacOS X ServerとStreamingServerが出てこそ初めてQuickTimeを活かせる条件が揃ってくるんではないでしょうか。つまりプレイヤー(QuickTime)を配布することでサーバー(Macintosh)を売るという繋がりがなければ利益には結びつかないということです。

     でも、それが来年?もう手遅れかも。



[News]
Lotusが次期NotesとDominoにRealSystemG2を採用
[Link]
Lotusとの提携で“Domino効果”狙うRealNetworks
(ZD Net Japan)

  • Lotusとの提携によりRealNetworksは来年のQ1に出荷されるバージョンのNotesとDominoにRealSystemG2を組み込むことを取り付けました。ユーザーは、DominoサーバーにReal形式で作ったムービーを置き、メールにそのアドレスを添付することで、ムービーメールが可能になるという。

    最近ではAOLとの提携したり、Netscape4.5PR2にもRealPlayerがバンドルされるなどRealNetworks社の動きが目立つ。これもMicrosoftのMedia Playerという競争相手との勢力争いの一貫だと思います。RealSystmG2をプッシュしているのは、MicrosoftとのライセンスがRealSystemG2まで及ばないという理由もあるのかもしれません。


1998 10 11-SUN
Modified 20:00
[News]
SF GIANTSのシートビュー・ジェネレータ
[Link]
Pacific Bell Park
Seat View Gnerator
(SF GIANTS)

  • SanFrancisco GIANTSの本拠地Pacifi Bell Parkのウェブサイトには、キーごとに分けられた、シートビュー・ジェネレータというページがあります。ここでは、色と番号で分けられたスタンド席からの球場の風景をCGでその場で見れるものです。上から見た図から、クリックしてもよし、例えば自分がチケットを持っているなら、シート番号が入れればそのシートから見た風景が合成されます。
     面白いのはただCG映像を作るだけでなくパノラマのQuickTime VRムービー(約250K)を見れるようになっているところで、さらに、上空から、自分の席に降りてくるというフライ・イン アニメーションのQuickTimeムービー(約2.3MB)まで見れます。

     とにかくすごい懲りようです。まさか全部のシートからの映像とムービーを用意してあるわけでもないと思いますし、ジェネレータっていうぐらいですから、その場でレンダリングしてムービーを作ってるんじゃないでしょうか。


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