1998 05 31- SUN
Modified 16:00
World Without Borders:QuickTimeチャット
Apple Community Connection Archive
(WorldWithoutBorders)
毎週のスケジュールはこちら



Vision of Space
(David Palermo)
  • World without bordersではApple関連のチャットを毎週行っていますが,Appleからゲストを呼んで「Apple Community Connection」を月イチのペースで展開しています。今まで数回に渡りQuickTime3.0の話題も開発者を呼んで行っていて,今までのQuickTimeのチャットログもここで読めます。他にも面白いチャットイベントがあるので英語に自信のある方は参加すると面白いと思います。なおチャットに参加にはスクリーンネームとパスワードをレジストする必要があります。

     4月に行われたQTVR関連のApple Community Connectionで,VRチームのDavid Palermo氏とJoel Cannon氏が呼ばれ,その中でDavid Palermo氏の風景写真+CGのサイトが紹介されていました。残念ながらQTVRムービーではありませんが,かなり本格的な風景写真です。です。その中にExperimentalというページがあり,Fireエフェクトを使ったIntel Bunnyのムービーが見れます。これは現在ベータテスティング中のElectrieer Proを使ったエフェクトのようです。


1998 05 29- FRI
Modified 15:00
QuickTimeのサウンドをコントロールするMultiMixer Xtra
(from QT3.com)
Turntable Media
  • Turntable MediaがリリースしたMultiMixer XtraはQuickTimeムービーに含まれたマルチサウンドトラックをDirectorからコントロールできるようにするもの。

     QuickTimeにはサウンドトラックとしていくつもの音を追加できます。MultiMixer Xtraを使えばそのQuickTimeのサウンドトラックをDirctorで,トラック毎にボリューム,LRバランス,トラックのOn/Offが可能。またCDからの音声を再生する事もできる。また640x480の画面をモニタフルスクリーンに拡大するコマンドもある。これを使えばコンソールのボタンが並んだDirectorムービーで,映像と音声をコントロールしながら再生するような事もできちゃう訳です。QuickTime3に対応したバージョン1.5でMac/Winの両プラットフォームに対応し,QT3のアクセスキー(いわゆるムービーのパスワードロック)にも対応しています。価格は$300ですが,デモ版がダウンロードできるのでDirectorを使っていて興味がある方は試してみて下さい。サンプルもスゴイです,さすがTurntable Mediaという感じでスクラッチの嵐!

     Turntable MediaはBeastieBoys(新作出るね)とかMo'WAXの仕事もしていて,結構スゴイ会社だったりします。ウェブのデザインもかっこいいし,Enhanced CDの仕事も結構やってるみたいだ。Music CDにCD-XTRAが付いているものは多くなりましたね。COLD CUTみたいに2枚組で出しちゃう人もいるし。いまやってる仕事がこのXtraでできちゃいそうだ〜。



 
強力なQTVRツール,Nodester & Widgetizer
Roundabout Logic

■Screen:Nodesterの画面
1:円上に画像を配置する

1:画像の重なり具合を調整

1:つながった画質を調整

4:出来上がった
VRムービーの再生

  • AppleらQuickTIme3.0日本語版と一緒にQuickTimeVR Authoring Studio(以下VRAS)の日本語版も発表されましたが,最近QuickTimeVR関係のツールが充実して来ています。

     Nodesterは,パノラマ用ツールで今回バージョンが1.5に上がりQuickTimeVR2.0をサポートとした作りになっており,各ツールはQuickTimeVRASを凌ぐ物があります。 それよりもVRASに比べてかなりわかりやすいインターフェイスになっていてます。Widgetizerは,オブジェクト用ツールで同じようなインターフェイスで画像の位置調整やつなぎ合わせの調整が簡単にできます。同サイトにはVRムービーのサンプルもいくつか用意されています。これらのツールを使っているとVRムービーを作りたくなってきます。

     これら2つの製品はそれぞれ$149.95,両方のパッケージでは$249.95となっており,AppleのQuickTimeVRASの$395や日本での販売価格57,800円と比べて約半額近くです。デモ版もダウンロードできるので是非試してみて下さい。デモ版には,サンプルの写真が入っており実際にVRムービーを作ることができます。 なおこのデモ版はQuickTime3.0日本語版では動作しないのでQuickTime3.0英語版が必要です。


1998 05 28- THU
Modified 17:00
QuickTime3.0日本語その4:Proにするか,しないか。
QuickTime
アップグレードガイド

MediaCleanerPro

Electrifier Pro
  • 今QuickTime3.0 Proを申し込んだ方がいいのか,どうしようか迷っている人が多いと思います。しかし本当にProにアップグレードする必要があるのか情報があまりなく,わざわざ英語のページに言って訳の分からないうちにアップグレードさせてしまう。これはもしかするとAppleの罠かも?

     Pro版へアップグレードすることのメリットとしてムービー編集や圧縮などのフル機能が使えるとあります。しかしこれらの機能はQuickTimeにかかっているロックを外すのではなく,MoviePlayerとQuickTime Plug-inにかかっているプロテクトが外れるだけの事なんです。

     つまりもしあなたが,Adobe PremiereやAvid Cinema, Strata VideoShopなどムービー編集ソフトをもっていれば必要ないものなんです。これらのソフトウェアはフリー版のQuickTime3.0であろうが,Pro版であろうが関係なく機能します。またシェアウェアでムービー編集ができるものを使うという方法もあります。

     Proにするメリットは,QuickTime Media Layerの編集,つまりQuickTimeやQuickTimeVR, 3Dや,スプライトアニメーションなどトラックとして記録されているムービーをMoviePlayerを使って編集できるということです。しかしMoviePlayer自体で出来ることはかなり限られています。さらにQuickTime3.0の機能を使いたいのであれば,MediaCleanerPro(QuickTime Proがバンドルされている)や,Electrifier Proといったアプリケーションを購入した方がいいでしょう。MoviePlayerも前のバージョン2.5をもっていれば,3.0より機能は劣りますが使えてしまいますし,QuickTime Plug-Inも,ムービーをブラウザから保存する方法があります。(ファイルメニューから別名で保存を選ぶだけ)



 
QuickTime3.0日本語その3:3.0のメリットとは?
  • 今回日本でも待望のQuickTime3.0日本語版がリリースされたのに伴って,このサイトでも細かい情報として掲載してきたものをAppleに掲載されたデータシートを元にここでまとめてみたいと思います。

  • QuickTime3.0で追加された各種Codecによって高圧縮・高品質を実現
    Sorenson Video Codec(低い転送率でのムービー圧縮が可能), QDesign Music Codec(MPEG3に匹敵するサウンド圧縮), Qualcomm PureVoice(人の声に適合したサウンド圧縮)。この3つが今回の主要なCodecです。これらのCodecによりストリーミング再生が可能なレベルまで動画・音声を圧縮可能にしました。(ただしMoviePlayerだけでは十分な圧縮環境が得られないので,MediaCleanerProなどのQuickTimeツールが必要:現在ベータテスト中)

  • Macintosh/Windows95/NTのマルチプラットフォーム
    Macintosh,Windowsの両プラットフォームでQuickTime3.0の豊富なフォーマットと再生環境を実現しました。またAPIの共通化によりMac/Windows間の移植を簡単にしています。AVIファイルをコンバートではなく直接開くことができるようになっています。(Indeo Enocderのバージョンが低いためMacでは再生できないものがあります)

  • QuickTimeMediaLayerとしてQuickTime環境を統合化
    QuickTimeにはそれぞれ,QuickTime,QuickTimeVR, QuickDraw3Dといった技術がありますが,これらのマルチメディアコンテンツを,それぞれ意識せずにQTMLとしてひとつのムービーの中に混在させることができます。

  • QuickTimeMIDIの強化
    音源としてRolandのサウンドキャンバスのサウンドセットを使い,General MIDIとGSフォーマットとの互換性を持ち,QuickTime3.0があれば高音質で小サイズのMIDIファイルを再生できる。

  • QuickTimeスプライトによるインタラクティブムービーの実現
    2.5からスプライトによるムービーは搭載されていましたが,ただ再生するだけでインタクティブに変化することが出来ませんでした。3.0からはWired MovieというMacromedia Directorのようにクリックによって変化するアニメーションや,ムービーが作成できるようになります。(現在このムービーを作成できるソフトウェアはまだリリースされていません:Electrier Proがベータテスティング中)

  • QuickTimeエフェクト
    2つのムービーの切り替えを行うツール,MakeEffectMovieが用意されており他にも炎,雲,波形のスペシャルエフェクトをムービーに追加することができます。これらツールは日本語化されない可能性があります。(QuickTimeページには膨大な量のコンテンツがあり全てを日本語化するにはかなり労力がかかる)

  • 思いついたところを書き出しただけなので,抜けている部分も結構あると思います。また今月号のMACLIFEに英語版をベースにした「QuickTime3.0ビギナーズガイド」が掲載されており,わかりやすく各スペックについて解説されているので一読をおすすめします。



 
QuickTime3.0日本語・AuthoringStudioデータシート掲載
QuickTime3データシート

QuickTime Authoring Studioデータシート
  • AppleJapanのサイトにQuickTime3.0と,QuickTime Authoring Studioのデータシートが掲載されました。ムービープレーヤー,QuickTime Plug-in, Picture Viewのそれぞれのアプリケーションで対応しているビデオやサウンドフォーマットの一覧が見れます。こうやって一覧で表示するとQuickTime3.0のすごさをあらためて感じます。また同様のものがPDF書類でダウンロードできます。


1998 05 27- WED
Modified 20:30
がんばってる?Cinepak
がんばれCinepak

Get Cinepak
  • 先月このページで紹介したCineak Proのデモ版がダウンロードできるようになりました。コンタクト先を入力するとダウンロードページに行けます。CinepakはQuickTimeでは標準的なCodecでしたが,最近影が薄くなっていましたが,最近Cinepak Proをリリースし画質の向上と小さい転送率に対応しストリーミングが可能なレベルんなってきました。Cinepak Proのメリットは,今までのQuickTime2.5などでも再生できるというところです。今ダウンロードしていますので,実際にCinepakでの圧縮を後ほど評価してみたいと思います。



 
Nifty-ServeがRealVideoの配信を可能にするメンバーチャンネルを提供開始
Nifty Press Release
  • Nifty-Serveが同社の会員に向けたホームページサービスに新たにRealNetworks社のRealSystemを使った動画配信を行うメンバーチャンネルの提供を開始した。一般向けにRealSystemによる映像配信サービスを提供することは面白いが,一般の人がウェブに載せる映像にわざわざRealSystemを使うほどの需要があるのか疑問です。ちょっとしたムービーであればQuickTimeのほうが手軽に扱えるし,ファイルを保存することもできます。ましてユーザがRealPublisherを使ってEncodeしたムービーをアップロードする手間よりはQuickTime3.0でSorenson圧縮したものを普通のホームページサービスのディレクトリにアップロードすれば十分ではないでしょうか。

     個人レベルで面白いコンテンツを提供できれば新しい可能性が開けますし,ビデオ映像をユーザーに保存させたくない人には有用かもしれません。しかしRealPlayer Plusを使えばムービーも保存できてしまいますし,ダウンロードしてあとでゆっくり見るといった事ができません。Hi-Fiの宮平さんが以前言っていたように,ちょっとダウンロード時間を待つだけより良質で手軽なムービーが手に入るんです。 QuickTime3.0日本語版のページでもっとそういうことをアピールする必要があるんじゃないでしょうか。



 
RealPlayerG2プレビュー版(from Hi-Fi)
RealPlayer G2

Hi-Fi
  • 喜び勇んでRealNetoworks行ったら,まだWindows版だけなんですね。近日中にMacintosh版もリリースされるようですが,コンテンツがないんじゃぁ話しにならないですね。サーバのプレビュー版がリリースされないと難しいでしょうね。かなり画質調整や,オーディオディスプレイなど装飾がかなり多いみたいですが,まだそんなゴテゴテ付けるレベルじゃないと思うんだけど>ストリーミング



 
例えばの話し...QuickTimeProバンドル
QuickTimeライセンスについて

Terran Interactive
  • まず前提としてQuickTime Proのソフトウェア配布において各パッケージについて$2をデベロッパーがアップルに支払えばQuickTime Proのライセンスコード付きで配布することができるというものがあります。(以前このページで解説したものです。左にリンクを付けておきました。)

     これはSharewareの作者でも同様にライセンスを結ぶことができるらしい。Sharewareの作家が自分の作ったソフトウェア(単純にQuickTimeを再生するツールでも,なんでもいい)にQuickTime ProをバンドルしてCD-ROMで販売するとどうだろう?Sharewareの作者はCD-ROM1枚ごとにAppleに$2払えばいいのだ。そしてそれがもし$15から$20で購入できるとしたら....もうおわかりですね。

     つまりAppleから$29.99でProバージョンへのアップグレードよりも,かなり安くQuickTime Proがバンドルされたソフトウェアを購入できる可能性があるということなんです。QuickTime3.0のライセンスはWWDCの直前に変更が決まり今月末に再発行されるそうです。ライセンス契約の際にソフトウェア価格の提示やアップルの審査があると駄目でしょうけど。そこのデベロッパーのあなた,やりませんか?(笑)

     現在知りうる限りでは,MediaCleanerProを販売しているTerran InteractiveがQuickTime ProをフリーでバンドルしているのでQuickTime Proのライセンスコードを入手できます。私は不覚にもこの事を知らないでAppleのサイトでUpgade申し込んでしまったのでライセンスコードが2つあるのですが,Terran Interactiveから送られてきたQuickTime Proのライセンスコードはタイプアウトした1枚の紙切れでした。



 
MRJ2.1 Pre-Alpha Release
Apple MDR2.1

QuickTime for Java
  • 旧聞になりますが,5/21にMacOS Runtime for Javaの2.1の初期アルファリリース版が掲載されました。このリリースは,最新版であるSunのJDK1.1.5仕様でアーキテクチャの変更とバグフィクスがされているそうです。先日のWWDCで発表されたSymantecのJust-in Computerは含まれていないとの事。使用に当たってQuickTime3.0,PowerPC搭載マシンが必要です。アルファバージョンなのでAt your own riskで使って下さい。(約10MBあります)

     OS8.1に入っているMRJは1.0.2でかなり初期のバージョンです。WWDCでも言われた秋のリリースにはJavaの速度が上がる事や,QuickTime for JavaをRhapsodyとYellowBoxのソリューションとして用意している事など発表内容から考えてOS8.5でも,このMRJ2.1が搭載される可能性がありますね。 なおQuickTime for JavaはNDAのため参加しても内容を開示できないようです。

     インストールしてみましたけど,あまり詳しい分野でないので,何が新しくなって,速くなったのかはいまいちよくわかりません。(大体Mac上でJavaを使う機会があまりない)Microsoft ExpolorerだとJavaの選択時にMRJを選べますが,Netscape NavigatorはJavaの選択肢がないんですが,どうなってるんでしょう?


1998 05 26- TUE
Modified 21:30
QuickTime3.0日本語その2
  • QuickTime3.0日本語のインストーラを立ち上げると,既に英語版のQuickTime3.0がインストールされている場合は,インストールできないようになっており,「QuickTimeについて」に記載されている英語版のQuickTimeの削除方法に従って機能拡張とコントロールパネル書類を外してからインストールする必要があります。(いいかげんこの英語と日本語版でファイル名が違う仕様どうにかして欲しい)

    インストールすると英語版と同じように,「Get QuickTime Pro」のムービーがデスクトップに配置されます。このUpgadeムービーは英語版QuickTimeだと英語で,日本語版QuickTimeだと日本語でアップグレードするか尋ねてくるようになっています。



 
QuickTime3.0日本語その1
  • 午後6時からサーバが切り替わり新しいQuickTime3日本語版のページに変わりました。ページ内は色々な情報がありますので,紹介していきます。

    現在同ページでは,英語版のページでアップグレードする必要があるため,アップグレードの手順を細かく記述した「QuickTime 3 Proアップグレードガイド」を用意しています。またアップグレードのページを翻訳したページも用意されています。フォームかと思ったらGIFデータが貼り付けてあったりします。

     ここまで作って何故日本語のアップグレードページを作らないのか疑問が残ります。サーバの問題,顧客データの一元管理,ドルによる収入の確保,Apple Japanの体制不備など色々な理由があると思います。

    QuickTime3.0日本語版のダウンロードでは,使用許諾契約の下に新しくメールアドレス・氏名を入れる欄があります。(今ダウンロード中8.5MBあります。)



 
QuickTime3.0日本語版発表(from MacintoshWIRE)
QuickTime ホームページ

Appleのプレスリリース
  • QuickTime3.0日本語版は本日発表になったそうです。5時現在,Apple JapanのQuickTimeホームページにはまだ掲載されていません。 (午後6時に新しいページに変わりました。)

     キーコードに関してはAppleComputer USサイトから購入したキーがそのまま使えますが,英語版のキーをそのまま使うことはソフトウェアの複製にあたるので日本語版のキーを新たに申し込む必要があるとのこと。日本からのアップグレードもAppleComputer USサイトで申し込む必要があるようです。 しかし現在のままでは英語ページを読みながら入れなければならないので,日本語表記ページが必要だと思います。

     今日の時点で$1=137円ですから,$30のアップグレード料金は4,110円もかかります。しかしアップグレードは少し待ってよく考えてみましょう。あなたが買おうとしている,もしくはアップグレードする別のソフトウェアがQuickTime3.0 Proをバンドルしているかもしれません。現在Terran InteractiveのMedia Cleaner ProにはQuickTimeProがバンドルされています。他にもQuickTime Proがバンドルされている製品をご存じの方はお知らせください。



 
Dreamcastが描く近未来ストリーミング像
ZDnet Gamespot

SEGA Dreamcast
  • この際,WindowsCEがベースのOSだということは考えないでおきましょう。SEGAが発表したDreamcastはゲーム機という名目で,ゲーム業界での雪辱を果たすための製品だ。しかしそのマシンはあまりにも魅力的すぎる。300万ポリゴン/秒,360MIPS/1.4GFLOPSといった処理能力は驚くしかない。しかし一番の注目点はV.42のモデムを内蔵していること。

     それこそデコーダーさえ揃えば,ストリーミンビデオを複数同時にデコードする事も可能なはず。わずか数万円でWebTVをインターネット環境とオンデマンドビデオ放送が普通の電話回線で実現できてしまう可能性を秘めています。最もこれはマーケティングと販売方法とコンテンツがうまく揃ってこそ実現するものなので,今後課題となってくるのが,ゲームとビデオといったエンターテイメント系会社の結束で,メディアの配給方法としてインターネットが確実に根付いてくるかもしれません。

     SEGAのDreamcastのページではBBSが用意されており,大量のメッセージ(批判あり,歓迎あり)がかわされており,このせいでSEGAのサイトむ〜ちゃくちゃ遅いです。長いので縮めてドリキャスと呼ぶらしい。


1998 05 25- MON
Modified 20:00
ワープがD2の発表会でポンタ君を利用
D2発表会

Ascii24のニュース

ZDnet Gamespot
  • ワープがSEGAの次世代ゲームマシンDreamcast用のゲーム「Dの食卓2」を5/23日発表した。この発表会は東京・名古屋・大阪・福岡をサテライトでも放映された。同時にRealVideoを使った映像配信も行われ,さらに世界初という「Ponta-kun(仮称)」を利用した。

     ポンタ君ってなんじゃ?と思うでしょ。リアルビデオの映像上にクリッカブルマップ機能を持ち,再生中のムービーをクリックすることで,インタクティブににアクションを加えることができる新技術だそうな。どっかで聞いたようなテクノロジーですね。QuickTimeでは今や当たり前になったURL埋め込みやWired Movieのようなものらしいです。残念ながらリアルタイム放送のみで今は映像が見れなくなっていますので,どんな風に動くのか見てみたいものです。
     近々発表会の模様のムービーも掲載されるらしいので楽しみにしておきましょう。怪しいのは,Real Networks社のページにはこの「Ponta-kun」についての情報が全くないことで,これはワープの独自開発のものなんだろうか?にしてもこのネーミングといいセンスが問われますな。さらに発表会では西条秀樹まで呼んで「傷だらけのローラ」を歌ったらしい...



 
Music for the Web
Music for the web

Realaudio vs QT3.0
  • AppeのQuickTime MIDIのサンプルページでMIDIのデータを提供しているJames BissetさんのページMusic for the webを紹介します。QuickTime3.0 Musical Instrumentsで新しく追加されたRolandのGSセットを使ったMIDIサンプルが多数聞けます。彼が作曲したゲーム音楽のタイトルをRemixしながらテストをしており,Reverbなどのエフェクトを使った高音質なサウンドが聴けます。

     また他にもQDesign Music CodecとRealAudioの比較のページや,YAMAHA MIDI Plugin,Beatnikなど各プラグインで音楽を聴くためのLessonページなど充実した内容です。


1998 05 24- SUN
Modified 18:30
QuickTimeムービーの互換性
  • 前バージョンのQuickTimeとMoviePlayerを使っていた人は覚えているだろうけど,QuickTime MovieをWindowsで見れるようにするためには,「Enabling Playable on non-Macs」をチェックして保存する必要があった。しかし3.0のMoviePlayerではこのオプションはなくなっている。それは当たり前のようにMoviePlayer3.0で保存されたムービーファイルはWindowsでも,[.mov]の拡張子さえ付ければ動くから。つまりそのことを意識しなくて良くなったらしい。



 
QuickTime API for Cross-Platform
QTML Porting

Channnel QuickTIme
  • 先週Dev-MLに投稿された内容で,YellowBox上のQT APIはCarbon API使えばいいのか?という質問があり,AppleのQT EvangelistのCharles Wiltagen(彼はChannnel QuickTimeというFAQページも解説している)QuickTime for Java APIがCross Platformのソリューションである。と答えた。これ以上はNDAに当たるため詳しく解説されていない。

     また先週MacinTouchでは,MacintoshからWindowsへの移植についての報告があった。QuickTime APIは既にQuickTime Media Layer環境がWindowsに移植された時にAPIでの互換性がとられており,Carbon APIを待たずにそのプログラムをリコンパイルするだけでMacintoshからWindowsへ簡単にPortingが可能になるという。
     これはWindowsQT3.0をインストールする時に作られる「QTMLCLIENT.DLL」がMacOS Toolsboxコールを多数含んでいるからだそうだ。この投稿を行ったOctabian Micro Develoipment Inc.のBernie Wieserはこのテーマについてページを開設しており,実際にQTMLCLIENT.DLLに含まれるAPIのダンプリストを掲載している。

     これらの事から考えると,既にQuickTime APIは3.0の時点でCarbon APIに近い環境を既に持っており,3.0対応のアプリケーションを作ることで,簡単に平行してMacintosh/Windowsプラットフォームに向けたソフトウェアを開発ができることを証明しています。来週行われるE3におけるPeter HoddieのQTMLについてのプレゼンテーションではこの点についてエンターテイメント系デベロッパーに対しアピールするのかもしれません。


1998 05 23- SAT
Modified 1:00
iMacとQuickTimeをE3(Electronic Entertainment Expo)で披露
iMac Woos Software Developers at E3

E3expo.com
  • 22日付けのApple Press Releaseによると来週5/27〜30にアトランタで開かれるE3 (Electronic Entertainment Expo)のスペシャルセッションでiMacを一般デベロッパーに披露する予定だそうだ。同イベントはコンシューマー向けのエンターテイメントエクスポで日本で言えばゲームショウにあたるようなイベント。今までアップルとはあまり関係ないイベントではあったけど,iMacの登場によってコンシューマ市場に再注力するためにエンターテイメント市場のデベロッパーに向けてのコミットメントをアピールするようです。同時にPeter HoddieによるデジタルデバイスとMacintosh/WindowsフォーマットにおけるQuickTimeの役割についてプレゼンテーションもあるようです。

    5/28日にExecutive Presentation5/29日にPanelSessionが行われる予定。


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