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- [10-20020430] やはり強力、修復・パッチツール
今回のバージョンの大きな目玉である修復ブラシツール。いままでのスタンプツールを置き換えるものだが、同じツールボックスに用意されたパッチツールも強力。
選択範囲を選んで移動させる、継ぎ当てに近い動作で行う。大きいエリアを消したい場合には、修復ブラシでちまちま直すよりも、おおまかに選択範囲を選んで移動したほうが早い。ただし計算するエリアも大きくなるので選択範囲が大きくなるとその分処理時間もかかる(とはいっても数秒程度)
電線消しを消したい時に、背景の空の微妙なトーンを考えずに修正を行えるの。ただし選択範囲の縁の部分はぼかしがかかったように影響を受けるので、エッジの際だった部分には従来通りコピースタンプツールを使って修復することになる。
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- [09-20020429]IllustratorやPDFのプレビューも可
新しく搭載されたファイルブラウザは、Photoshop 7の主要な機能のひとつ。画像のプレビューや回転、ソート、名前の変更ができる点などが売りになっている。基本的に画像のブラウズなのでムービーやフォントファイルを選んでも表示されず、Photoshopで読み込み可能なファイルのみ表示される。IllustratorやPDFのファイルも読込可能なのでアイコンで表示されるが、ファイルの中にはプレビューが表示されるものとされないものがある。
これはそれぞれのファイルにプレビュー用の画像が用意されている時のみで、その場でラスタライズされるわけではない。Illustratorの最近のバージョンであれば保存時にプレビュー用画像を保存してくれるが、昔のIllustratorで作ったものは表示されない。
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- [08-20020428]カスタムシェイプの数が増加
最初から用意されているシェイプの図形が多くなり様々な用途に使えるようになった。Photoshop Elementsでは多くのシェイプが最初から用意されていたが、Photoshop 7にもさらに多くの数のシェイプをメニューから追加できるようになった。
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- [07-20020427]スペルチェッカーとテキストの検索・置換を装備
段落文章の挿入などで長文テキストも扱えうこと多くなったため、スペルチェッカーと、文字の検索・置き換え機能が用意された。テキストを置き換えたりスペルチェックとして使う機会はあまりないかもしれない。複数テキストレイヤーがある場合でも検索できるため、ある文字列が入っているレイヤーを探したい時には使えるかと思ったが、検索前に選択していたレイヤーに戻ってしまうため使えなかった。
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- [06-20020425]全体的にスピードが向上した
製品版が出荷された米国でもスピードテストが行われているようで、Bare Featsによるテストでも全般に速度の向上につながっているようだ
- 様々テストを行う状態に至っていないが、簡単な計測を行ってみた。HI-FIさんのサイトに掲載されているPhotoshop Stopwatch Testを計測してみた。266dpi, 20cm20cmに画像に文字を指定して「ぼかし(放射状)」をズーム 60 高品質で行う。Photoshop 6.0での計測では98秒であったものが、7.0では65秒にまで短縮された。MacOS9, MacOS 10.1.4のどちらでの同じ数値であるためPhotoshop自体がチューンアップされている結果といえる。
テストしたマシンはPowerMac G4 800Dualであるため、1G Dualであればさらに50秒に近い数値が期待できそうだ。
- アプリケーションの起動時間に関しては、上記のマシン上でMacOS 9で21秒、MacOS Xで15秒。Photoshop 6ではMacOS 9では18秒であった。
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→ Review [01]-[05]を見る |
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